就労継続支援A・B型の集客

就労継続支援B型で利用者の集め方13選!無料の集客方法から規模別に紹介【保存版】

就労継続支援B型の集客方法13選

就労継続支援B型を開設したけど集客できなくて困っている

とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

現在、B型は開設すれば利用者が集まるというものでもありません

そして、現状B型の利用者側も、これまでの相談支援事業者や特別支援学校だけでなく

インターネットやSNSなど多様化しています。

今回はそれらに悩む方に向けて、

「効果的な就労継続支援B型の利用者の集め方13選」を紹介致します。

また、今すぐできる無料でできるやり方から有料で事業所を拡張する方法まで具体的に幅広く紹介致します

この記事では就労継続支援B型の集客について以下のような事を記載しています。

この記事で書かれていること
  • 就労継続支援B型の具体的なやり方と営業先
  • Web広告で1人の利用者を獲得するためにかかる費用
  • 無料でできる就労継続支援B型の集客方法
  • 実際に利用者集め成功した事例
目次
  1. 就労継続支援B型の無料でできる利用者の集め方5選【オフライン】
  2. 就労継続支援B型の予算別の利用者の集め方8選【オンライン戦略】
  3. 事例で見る利用者が多い事業所の利用者の集め方
  4. 就労継続支援B型の利用者集めの3つのポイント
  5. 就労継続支援B型がつぶれる原因を考察
  6. 就労支援b型業界を数字で理解する!
  7. 就労継続支援B型はどのように儲かってるのか?
  8. 就労継続支援B型における利用者の集め方:まとめ

就労継続支援B型の無料でできる利用者の集め方5選【オフライン】

就労継続支援B型 無料集客方法5選

まずは、今すぐ無料でできるやり方をご紹介致します。

それぞれについて、具体的なやり方も合わせて解説致します。

是非、取り入れてみて下さい。

また、以下を行うにあたって資料やパンフレットの準備が必要です。

最低、以下のものを準備してください。

集客において最低限用意したもの
  • 事業所パンフレット
  • 利用者事例集(新規開設であれば不要)
  • 工賃表

相談支援事業所への営業

まず代表的なものはやはり相談支援事業所への営業です。

新規開設を行う方に説明すると、相談支援専門員は「障害のある人が地域社会で暮らしていく中での困りごと・悩みの相談に応じ、必要な福祉・支援を行っています」

ですので、就労継続支援B型にとっては利用者獲得に向けて中核的な存在となります。

ただし、相談支援専門員にも得意な領域は異なりますので、より就労系サービスへの紹介を数多く行っている事業所へ営業を行うことがポイントとなります。

相談支援事業所への営業のポイントと方法

相談支援事業所ジェの営業具体的方法

こちらは、アポなし飛び込む方法で差し支えはありませんが、毎月1日〜10日は保険請求がありますので避けるようにしましょう

時間帯に関しては、午前10時〜11時、午後15時〜17時が狙い目です。

それ以外の時間帯で、利用者対応において外出している事も多いです。

医療機関や訪問看護ステーションへの営業

医療機関においては、精神科とデイケアを持つ大規模な医療機関への営業が重要となってきます。

訪問看護ステーションにおいても精神科訪問看護ステーションの利用者となります。

特に、大規模なデイケアを持つ医療機関においては定期的に就労継続支援B型への見学を行っておりますので、利用者獲得のチャンスとなります。

医療機関や訪問看護ステーションへの営業のポイントと方法

医療機関への営業具体的方法

 

必ずアポを取ってから訪問するようにしましょう。

医療機関においては電話の時点で地域連携室に繋いでもらうようにお願いし、時間を取ってもらい訪問を行います。

訪問看護ステーションにおいては、看護師が訪問に出かけている場合も多いため

事務員に管理者が在籍している時間帯をたずねた後に訪問を行うようにしましょう。

また、医療機関の訪問時は必ずマスクを着用するようにしましょう。

就労移行支援や自立訓練への営業

 

就労移行支援や自立訓練への営業も実はかなり重要となります。

というのも、就労移行支援や自立訓練はWeb集客において一歩進んだ存在ですが

見学にこられる方の中には就労移行支援に適さなかったり、

相談員が利用を躊躇する場合もあります。

そのような時に、就労継続支援B型やA型への紹介が数多く行われています

そのため、非常にチャンスの多い利用者獲得方法となります。

営業方法やポイントについては相談支援事業所への方法と同様となりますが、

主に利用者が帰宅している15時以降が良いでしょう。

 

特別支援学校への営業

特別支援学校の生徒の6割は主に社会福祉施設に入所しています。

そのほとんどが就労継続支援B型となります。

 

学校基本調査 令和2年度 初等中等教育機関・専修学校・各種学校《報告書掲載集計》 卒業後の状況調査 特別支援学校(高等部)

そのため、卒業時期に集中しますが

日頃から特別支援学校との繋がりを強化しておく必要があります。

また生徒自身も仲の良い集団で入所するため、まとまった利用者の獲得が可能です。

多くの特別支援学校高等部では職場実習を春と秋に実施します

特別支援学校への集客

卒業シーズンに慌てて営業を行っても遅いです。

日頃から、積極的にアピールして関係性を構築し見学会を積極的に実施しましょう。

特別支援高等部学校への営業のポイントと方法

 

主に電話にて、進路担当の方と繋いでもらい訪問日時をスケジュールするのが良いでしょう。

その際、どのような方が自事業所に適しているかを積極的にアピールしましょう。

この分野なら〇〇事業所とすぐに思い出せる形を作れば比較的容易に利用者を獲得できます。

ハローワークや就業・生活支援センター・障害福祉課への営業

ハローワーク障害担当や就業・生活支援センター(以下しゅうぽつ)、障害福祉課などの各機関への営業も重要です。

特にハローワーク障害者窓口やしゅうぽつには、就職に悩みを抱える障害者の方が相談にこられたり

その際に、就労移行支援や就労継続支援への紹介が行われます

障害福祉課に関しては受給者証を発行する主体ですが、新規で挨拶に行くと

そっけない対応をされることが多いため、日々の活動の中で交流を深めておくことも良いでしょう。

営業方法に関しては、相談支援などに行う方法と同様です。

参考:厚生労働省「ハローワーク障害者に関する窓口

就労継続支援B型の予算別の利用者の集め方8選【オンライン戦略】

就労継続支援B型 有料集客方法8選

さて、ここからは主にオンラインでの集客方法を予算別にご紹介致します。

無料で実施できる方法も用意していますので、もしまだの方法があれば積極的に試してみて下さい

Webサイト(ホームページ)の作成による集客

予算 0円〜  事業立ち上げ期

まずオンライン施策を行う上で必須となるのが、このWebサイトの制作です。

最近では、専門的な知識がなくとも無料にて作れるツールも数多く存在しますので、

もし作ってない方は必ず制作するようにしましょう。

無料でホームページを利用できるサービス

 

また、制作事業者に発注すると非常に高くなりますので、事業の立ち上げ期は無料のもので構いませんが、

利用者が通所の参考にするという観点から最低限以下のページは備えるようにしましょう。

 

B型のホー目ページ最低限備えたいページ
  • 見学予約・資料請求ページ
  • 実施している作業内容
  • 工賃表・利用料金
  • 事業所までのアクセス

Googleマイビジネスでの集客

予算 0円〜 事業立ち上げ期

Webサイトの作成が完了しているのであれば、事業所の地図をGoogleマップ上に表示できるGoogleマイビジネスが効果的です。

以下の参考ページより制作できます。

Googleで「地域名+就労継続支援B型」で調べた時に表示されるようになります。

(画像は「大阪市中央区+就労継続支援B型」で調べた際の表示

Googleで大阪市の就労継続支援B型で調べた様子

ここで上位に表示させるためには、主に以下の施策を行います。

Googleマイビジネスで上位表示させる基本
  • 入力項目は全て埋め、画像などを充実させる
  • 評価をより多く集める
  • 定期的な発信を行う
  • 利用者の質問には積極的に答える

他にもありますが、上記4点を完璧に行えば上位表示が狙えます

即効性はありませんが、上位表示に成功したらかなりの集客効果が狙えます。

キュレーションメディアへの出稿し利用者を集める

予算 0円〜 事業立ち上げ期〜事業開始1年目

WebサイトやGoogleマイビジネスの登録が完了したら、利用者が日頃事業所を調べるメディアへの掲載を検討しましょう

代表的なメディアには以下のようなものがあります。

代表的な就労支援メディア
  • リタリコ仕事ナビ
  • 障害者ドットコム

しかしながら、リタリコ仕事ナビでも従量課金で利用者1人15万円かかりますので、費用面の注意が必要です。

また当社でも月間10万アクセスのある、メディアネットワークを保有しておりますので、0円から掲載可能です。

気軽にお問い合わせください。

インスタ・XなどSNSアカウントで利用者の目に触れる

予算 0円〜  事業立ち上げ期〜事業開始1年目

利用者が接するSNSアカウントの作成も良いでしょう。

しかしながら、多数の就労継続支援のアカウントがあるため、集客するためにはかなりの時間を要します

このSNSアカウントがおすすめの事業者は主に、利用者の成果物のあるB型事業所様です。

例えば、イラスト系やフラワーアレンジメント、ネイルなどの創作系です。

個々の利用者が成果物を発信することにより、利用者のネットワークに入り込み良い口コミの循環が起こります。

ですので、創作系の方は1日の成果物を

SNSに発信する工程を組み入れてみるのも良いでしょう。

Google検索広告(Yahoo)による利用者の集客

予算 月300,000円〜 事業開始1年目~

広告を打ちたいと思った際に真っ先に取り組みたいのが、この検索広告となります。

検索広告とは、Googleなどの検索時に、広告費を払うことにより上位に表示させるものです。

画像は実際に「大阪市+B型作業所と検索した際の、表示のされ方です」

Google検索広告の表示のされ方

検索広告の場合はクリック課金形式をとります。

参考:Google広告

最もシェアの多いGoogleの検索広告に取り組むと良いでしょう。

こちらは、予算30万円程度からスタートすると良いですが、小予算の検索広告は難易度がかなり高く不安定さが増しますので、できれば、複数店舗に拡大してから月100万円程度で運用した方が良いです。

体験談として、当社は年間で1億円程度運用しておりますが、

1事業所見学あたり3〜5万円 資料請求1通あたり1万円での獲得

となります。

検索広告で就労継続支援B型の利用者を獲得する場合

1事業所見学あたり3〜5万円 資料請求1通あたり1万円での獲得可能。

こちらが現在の業界平均となります。

また、都会でないと効きにくい特性もあります。

Googleデマンドジェネレーション・metaなど運用型広告による集客

予算 月150,000円〜 事業開始1年目~

こちらは検索面ではなく、

GoogleであればYoutubeやgmail(一部検索面も)

metaであればInstaglamやfacebookへの広告です。

他にもLINEやスマートニュース、Tiktokなどがあります。

検索広告と違い少額でも始められますが、難易度が非常に高いことが特徴です。

また、顧客データがないと適切な人に表示されにくい性質も持ちますので

ある程度、事業が軌道にのり顧客データ(電話番号・メールアドレス)を持ってから始めることをおすすめします。

理由としては、顧客データをアップロードして

それぞれのSNSの顧客情報と照らし合わせ、それに似た顧客に広告を配信するという特性を持つためです。

顧客データがない場合は、Tiktok広告を除いて利用者となる方以外にも大幅に配信されてしまいます

SEOメディアの作成する

予算 月100,000円〜 事業開始1年目~

SEOとは、検索エンジン最適化の略で

自社のホームページに記事を執筆し検索順位を上昇させる方法です。

例えば、「就労継続支援B型 おすすめ」などのキーワードで執筆して、その記事から自社を知ってもらう方法です。

ただ、ブログのように記事を執筆しても上位表示は難しいため専門的な技術が必要となります。

現在では、日々の活動内容を報告する場合はインスタグラムなどのSNSが相性が良いでしょう。

PRタイムズなど広報を行う

予算 プレスリリース1通30,000円〜 事業開始1年目~

プレスリリースとは企業活動をマスコミなどにアピールして新聞や雑誌、テレビ出演を狙う方法論です。

最近では、PRタイムズなどネット上でマスコミに配信を行う手段も発達しております。

不確実性が高いですが、もし掲載することができれば大幅な集客に繋がります

就労継続支援B型は日々、障害者ニュースとの親和性が高く

マスコミ各社も取り上げやすいテーマですので、実施したい施策です。

事例で見る利用者が多い事業所の利用者の集め方

実際に集客に成功している企業を題材に

どのように行っているか見ていきたいと思います。

フラワーアレンジメント✖️無料のSNS集客で成功

元々商店街で花屋を営んでいる会社が、フラワーアレンジメント専門の就労継続支援B型を行って成功した事例です。

フラワーアレンジメントという題材が、女性に相性が良く

主に精神疾患を持つ軽度の方の利用が促進されています。

また、精神科デイケアなど医療機関が主に利用者に提案しやすく

実際に通所している利用者が積極的にSNSにアップするため

それがさらに集客効果を生んでいます。

サブカル系✖️都心部✖️広告集客で成功

就労継続支援B型とサブカルは長年相性が良いコンセプトです。

主にFCモデルにおいて、都心部に展開し本部が広告で一気に集める集客方法です。

しかしながら、このコンセプト自体がトレンドに流されやすく競争激化

及びFC費用などで利益を圧縮するため、今後は注意が必要な方法です。

飲食店✖️高工賃✖️ドブ板営業で費用をかけずに成功

高い工賃の飲食店での就労継続支援B型モデルでとにかくドブ板営業で成功したモデルです。

カフェやパン屋、最近では唐揚げ屋などのB型は一定数ありますが、

非常にたくさん存在するため選んでもらうためには高工賃で

他事業所よりも営業をしつこく行う方法しか残されていないでしょう

しかしながら、先ほどのフラワーアレンジメントの事例のように

女性に人気のケーキ屋などのコンセプトはまだまだ余地があります。

SNS集客との相性も良いでしょう

番外編:放課後デイサービスからの繰り上がりで集客

特に特徴もなく、工賃も低いのになぜあの事業所は存続しているのだろう?

という事業所には、主に放課後デイサービスや居宅介護などを一体的に行っている事業所が多いです。

その場合は、特別支援学校の生徒がそのまま繰り上がりでまとめて利用するからです。

社会福祉法人などはこのパターンです。

を言えば、そうでない限りは何かの集客方法で特化するしかないと言えます。

就労継続支援B型の利用者集めの3つのポイント

選ばれる就労継続支援B型の 3つのポイント

これまで、就労継続支援B型の集客方法や事例について解説してきましたが

改めて利用者集めの要点について整理していきたいと思います。

最低限、これらを意識して取り組むと良いでしょう。

一貫したコンセプト

最近できて急拡大したB型の特徴としては、やはり素晴らしいコンセプトを持っているところが多いです。

以下のようなコンセプトのB型が伸びています。

サブカル・eスポーツ・ハンドメイド・楽曲制作・声優etc

また、これらのコンセプトを実施するべく

フランチャイズモデルの採用など資本施策も行っています。

合わせて、これらを利用者にアピールする手段も持ち合わせています。

営業力・Web戦略などの得意な方法を持っている

新規で開設する場合は、地方の場合は高い営業力を持つか、

都心の場合は高いWebマーケティング能力を持つかが重要となります。

ただし、Webマーケティングならば企業体力がものを言い、営業ならば先行者優位になります。

前述のコンセプトで突破できるように戦略を組みましょう。

高い工賃を提供できる

就労継続支援B型の基本報酬には、平均工賃を重んじるⅰ・ⅱ型と

社会参加を重視するⅲ・ⅳ型がありますが、

やはり、利用者の中には一定数工賃を最重要にしている利用者も存在します

ほとんどの利用者は障害年金が生活の柱となり、障害グループホーム(共同生活援助)などを住居としている場合が多いです。

そのため、工賃は彼ら彼女らが生活をする上で非常に重要な賃金となります。

高い工賃を捻出できているのならば、SNSやWebサイトなどで積極的にアピールしましょう。

就労継続支援B型がつぶれる原因を考察

では、就労継続支援B型の開業後、最悪の展開。

つまり潰れるパターンもご紹介します。集客が全くできなくて潰れるのは当然なのですが、

同じくらい法改正にも目を光らせる必要があります

就労継続支援B型に取って不利な法改正が行われた。

例えば、最近ではA型が法改正により300箇所以上の一斉閉鎖が行われました

参考:共同通信「障害者5000人が解雇や退職 事業所報酬下げで329カ所閉鎖

 

これらのように国の方針により、一気にサービス報酬が絞られ

一斉に倒産の可能性もありえます。

今後の就労継続支援B型の展望としては、昨年末の財務省の提言より以下が示されています。

財務省が今後の就労継続支援B型に提言している事
  • 短時間利用の報酬を下げる
  • 障害支援区分による利用を検討する

参考資料:財務省「2025年度予算編成における課題」105ページ

 

これらの動向もしっかりと踏まえながら、サービスの事業形態を柔軟に変更することが求められます。

就労支援b型業界を数字で理解する!

では、どうやって就労継続支援B型が儲かっているのかを数字で理解していきたいと思います。

数字で見る就労継続支援B型

まず、就労継続支援B型を利用している方の人数は現状 約46.1万人となります、

これは、他の就労系サービスと比較しても圧倒的な数字となります。

(就労継続支援A型 約 10.8万人、就労移行支援 約 3.8万人)

ちなみに、利用対象者となる18歳~64歳の在宅にいる障害者は数約377万人となり、

事業所数自体も平成25年自体では8,465事業所だったのが、令和5年のデータだと16.713事業所年間1000件ペースで増加しています。

令和1年時点で26.9万人だったため、およそ20万人ほど増加しておりこれは事業所数の供給を上回る利用者です。

参考:厚生労働省「令和5年社会福祉施設等調査の概況

障害者の就労支援について

しかしながら、前述の法改正案もあり

今後は縮小していき競争激化は間違いありません。

就労継続支援B型はどのように儲かってるのか?

参考に全国の就労継続支援B型の収益構造をご紹介します。

就労継続支援B型の収益構造図解

年の売上平均が42,224,000円、経費平均が39,644,000円。そして、1事業所あたりの年間収益は3,343,000円となります。

ちなみに赤字事業所割合は35%で、適切に運営すればほとんどは黒字の事業となります。

参考:WAMNET「2021 年度(令和 3 年度)日中活動系障害福祉サービスの経営状況について

これらを理解するために就労継続支援B型の国からの報酬システムについて言及しておきます。

まず、「利用者1人あたりに対する職員の配置状況」「定員数」「平均工賃の月額」の3つの要素で基本報酬の単位数が決まります(つまり、1日あたり国から支給される報酬)

例えば、

報酬の実例

職員配置が6:1で、平均工賃が4.5万円以上とした場合  837単位となります。

借りに東京都内23区の場合は、1単位11.14円ですので(1級地・人件費割合57%)

単純に837単位✖️ 11.14円にて、1人あたり1日約9320円+加算となります。

ちなみに全国平均では、1人1日当7,951円の収益となります。

 

これらのデータが示すに、適切な集客戦略さえ行えば、安定して黒字を捻出できる事業となります。

就労継続支援B型における利用者の集め方:まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は就労継続支援B型における利用者の集め方において、

具体的な集め方から、事例、そして法改正の動向を解説いたしました。

この記事で質問等ございましたら問い合わせフォームよりご連絡ください。

\ この記事を執筆した人 /
富田遼写真
現職の就労移行支援のサービス管理責任者。就労支援業界で、8年間の勤務経験が実地指導対策から利用者の個別支援計画の策定と支援、事業所立ち上げ時の利用者獲得まで就労支援に関わる業務に幅広く精通している。